
「雨が降る前になると、膝が痛くなる」
「寒くなると、腰が重くなる」
「台風が近づくと、昔痛めていたところが痛む」
「なんだかやる気も出ないし、頭痛がする」
そんな経験ありませんか?
「気のせいかな…」と思っている方もいるかもしれません。
しかし、実際に天候の変化と痛みの感じ方に関連があると感じる方は少なくありません。
では、なぜ気候が変わると身体の痛みが気になるのでしょうか?
そして、天気に振り回されずに身体を守るためには、何をすればいいのでしょうか?
なぜ「雨の日」に痛みが気になるの?
天候が変化すると
- 気圧
- 気温
- 湿度
など、身体を取り巻く環境も変化します。
それにより、血流の流れが悪くなったり、筋肉や神経の滑走性が悪くなり姿勢や身体の動き方が変化します。また自律神経やホルモンバランスも乱れてしまいます。
こうした変化そのものが、すべての人に痛みを起こすと決まっているわけではありません。
しかし、もともと腰や膝などに不調を抱えている方や、体力に衰えを感じてきている方は、こうした環境の変化をきっかけに痛みや重だるさを強く感じることがあります。
特に
「以前から腰が痛い」
「膝に違和感がある」
「昔ケガをしたことがある」
という方は、天候が悪くなるたびに身体の変化を感じることがあるかもしれません。
「天気が悪いから仕方ない」と諦めないでください
ここで大切なのは
「雨だから痛い」
「年齢だから仕方ない」
と、そこで終わらせないことです。
気候は自分では変えられません。
雨を止めることも、気圧を上げることもできません。
だったら、
天気が変わっても負担を受けにくい身体を作る。
こちらに目を向けることが大切です。
気候に負けないために、まず意識したい3つのこと
①身体を冷やしすぎない
特に秋から冬にかけては、身体が冷えやすくなります。
寒いからといって身体を動かさなくなると、筋肉や関節を動かす機会も減ってしまいます。
「今日は寒いから一日中家にいる」ではなく、無理のない範囲で体を動かすことを意識しましょう。
激しい運動をする必要はありません。
散歩や軽い体操など、毎日続けられる運動から始めることが大切です。
②痛いからといって、動かなさすぎない
痛みがあると、
「動いたらもっと悪くなるかも」
と考えてしまいます。
もちろん、強い痛みがあるときや、急激に症状が悪化した場合は無理をするべきではありません。
しかし、必要以上に身体を動かさなくなると
動かない
↓
身体がこわばる
↓
さらに動きづらくなる
という悪循環の状態につながることがあります。
その日の身体の状態を確認しながら、できる範囲で身体を動かすことを心がけましょう。
③「痛い場所」だけを気にしすぎない
ここは非常に大切です。
膝が痛いからといって、
「膝に何か問題があるのでは?」
と、膝だけをみてしまう。
腰は痛ければ、
「腰が悪いんだ」
と、腰だけを見てしまう。
でも、身体は一つにつながっています。
歩き方や姿勢、股関節や足首の動きなど、身体のさまざまな部分が動作に関係しています。
だからこそ
「痛い場所=原因」と決めつけないこと。
身体全体を見て、どうしてそこに負担がかかりその症状が起こったのかを考えることが重要なのです。
本当に大切なのは「天気」
ではなく「あなたの身体」
天気をコントロールする事はできません。
でも、自分の身体を整えることはできます。
「雨が降ると痛い」
「寒くなると腰がつらい」
という身体からのサインを、
「年齢のせい」
「天気のせい」
だけで片付けないでください。
もしかすると、それはあなたの身体が、
「少し身体を見直してほしい」
と教えてくれているサインなのかもしれません。
痛みが出てから慌てるのではなく、「痛くなる前」に身体を守る
痛みが強くなってから対処するよりも、
「最近、天気が悪くなると膝が気になる」
「以前より腰が重くなってきた」
「季節の変わり目になると身体の調子が悪い」
という段階で、一度自分の身体を見直してみる。
それだけでも、身体との向き合い方は変わります。
大切なのは、
痛みを我慢することではありません。
そして
痛みが出るたびに、その場しのぎを繰り返すことでもありません。
「なぜ、このタイミングで痛みを感じるのか?」
「身体にどんな負担がかかっているのか?」
を考えることです。
あなたの身体を守るのは、あなた自身です
雨の日もあります。
暑い日もあります。
寒い日もあります。
季節は毎年変わります。
だからこそ、
「天気が変わっても、自分らしく動ける身体」
を目指してほしいと思います。
旅行に行きたい!
買い物を楽しみたい!
孫と遊びたい!
友達と出かけたい!
趣味を続けたい!
そんな当たり前の毎日を、痛みのために諦めてほしくありません。
もし最近、
「天気が悪くなると腰や膝が痛む」
「季節の変わり目になると身体の調子が悪い」
と感じるなら、一度ご自身の身体と向き合ってみてください。
天気は変えられなくても、身体との付き合い方は変えられます。
あなたの身体を守るために、今日からできることを一つずつ始めてみましょう。
そして、最後に一つ。
「雨だから仕方ない」
「もう年だから仕方ない」
そうやって、痛みのある生活をあたり前にしていませんか?
その痛みを我慢することが、あなたの身体を守る方法とは限りません。
痛みの原因を一方向から決めつけず、身体全体を見直す。
それが、これから先も自分らしく動ける身体をつくる第一歩です。
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